競艇選手の平均年収はいくら?階級別の年収や賞金ランキングTop5も紹介

こんにちは。ボートリーマンです。

みなさんは競艇選手(ボートレーサー)がどれくらいの給料や年収を貰っているかご存じでしょうか?今ではテレビCM等でも「ボートレース」という言葉を耳にする機会も増えてきて、競艇の市場は右肩上がりに成長しています。

そこで今回は競艇選手の気になる給料や年収、歴代の獲得賞金ランキングなどから競艇選手がどれほど稼げるのかを徹底解説していきたいと思います。

この記事を読んで「競艇選手になりたい!」と思ってくれる方が1人でもいれば光栄です。笑

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競艇選手の年収はいくら?

競艇選手全体の平均年収

まずはみなさんが気になるであろう競艇選手の平均年収は、驚くことに1,700万円(2021年現在)もあるのです。私もこれを知った時は驚きました。笑

しかし、これはあくまでも競艇選手全体の平均年収になるので、格階級と選手によって収入の差は異なってきます。とはいえ競艇は20歳前後でデビューする選手が多いので、かなりこ高収入が見込める職業と言って良いでしょう。

では、ここからは競艇選手のより詳しい給料や賞与について解説していきます。

級別ごとの平均年収

競艇選手には

※上から上位階級順

  • A1級
  • A2級
  • B1級
  • B2級

と4つの階級があり、各階級によって平均年収や収入が異なってきます。各階級ごとの平均年収は以下の通りです。

級別平均年収
A1級約3,000万円
A2級約1,800万円
B1級約1,100万円
B2級約500万円

スタートラインのB2級の選手でも年収500万円もあり、サラリーマンの1年目の年収と比べるとこれだけでもかなり多いように感じます。そして最上位のA1級の選手になると、平均年収は3,000万円とかなりの高額です。もちろんこれはあくまでも平均年収なので、この額より低い選手もいるでしょう。

とはいえB2級を除いては、最低でも1,000万円以上の平均年収というのは驚きです。私ももっと早く競艇選手の存在を知っておけば・・・笑

競艇選手の収入の内訳や賞与・退職金などを紹介

では、ここからは競艇選手のより詳しい給料や賞与について解説していきます。

主な給与は賞金

そんな競艇選手の主な収入は、賞金になります。獲得賞金に関してはレースのグレードや予選競走、準優勝戦、優勝戦などによっても異なってきます。今回は以下のグレードの賞金について解説していきます。

※上から上位順

  • SG(スペシャルグレード)
  • G1
  • G2
  • G3・一般戦

それではここから各グレードごとの優勝賞金を見ていきましょう。

SG(スペシャルグレード)

SGとは、競艇の中で最上級グレードのレースで、年間に9回しか開催されない為競艇選手の中でも厳しい参加条件を突破した超一流選手しか参加出来ないレースとなっています。なので、競艇選手はこのSGでの優勝を目指して日々の練習に取り組んでいるにでしょう。

SGでの優勝賞金は以下の通りです。

開催月レース名優勝賞金
3月ボートレースクラシック3,900万円
5月ボートレースオールスター3,900万円
6月グランドチャンピオン3,300万円
7月オーシャンカップ3,300万円
8月ボートレースメモリアル3,900万円
10月ボートレースダービー3,900万円
11月チャレンジカップ3,300万円
12月グランプリシリーズ戦1,700万円
12月ボートレースグランプリ1億円

全ての優勝賞金が3,000万超えという賞金にも驚きですが、1年の締めくくりに行われるボートレースグランプリの優勝賞金はなんと1億円!つまり、SGに出場している選手は、SGで優勝すれば年収3,000万円は確定ということになります。

G1

G1とは、年間35回前後開催されるレースの事で、出場条件は原則としてA1級レーサーしか出場することはできません。SGに参加する選手も出場すること、そしてSGよりも圧倒的に開催日程が多い為、ハイレベルのレースが多く観戦できることも魅力の1つです。

G1での主な賞金は以下の通りです。

着順賞金
優勝1,000万円
準優勝420万円
3着310万円
4着220万円
5着180万円
6着150万円

SG程の優勝賞金ではないですが、G1でも優勝賞金は1,000万円とかなりの高額になっています。2着でも、普通のサラリーマンの年収程の賞金は貰えるというのは驚きです。笑

G2

G2とは、年間8回前後開催されるレースの事で、出場条件はA1級またはA2級レーサーのみが出場することができます。ただし、まれに開催者がB1級やB2級で活躍する優秀な選手を選んで出場させることもあるみたいです。

G2での主な賞金は以下の通りです。

着順賞金
優勝450万円
準優勝240万円
3着160万円
4着120万円
5着100万円
6着85万円

G3・一般戦

G3とは、年間に50回前後開催されるレースの事で、主に企業が開催するレースやオールレディースといった女性レーサーだけが出場するレースなどが開催されていて、G3での優勝賞金は105万円と言われています。

一般戦とは、競艇で毎日開催されているレースの事で、A1級~B2級までの選手が出場するレースになります。一般戦での優勝賞金は74万円と言われています。

賞金以外の主な収入

各レースの賞金について解説してきましたが、競艇選手には固定給のようなものがあるわけではありません。

そうなると恐らく、

「賞金だけしか収入がなかったら新人選手とか優勝できない選手は食べていけるの!?」

と思う方はいると思います。

もちろんき競艇選手には、賞金以外にも収入となるものがいくつかありますので紹介していきます。支給される金額等に関しては、各競艇場の売り上げなどによって変動するとこの事なので、金額等に関しては不明ですがご了承ください。。

日当

レースに参加する選手が、節間の拘束日数に応じて1日あたりで支給されるもの。

交通費

レースが開催される競艇場までの交通費が支給されます。

完走手当

一般戦での節間で無事故だった場合に支給される手当てのこと。

ナイター手当

ナイター競走の際に支払われる手当てのこと。

荒天手当

出場するレースが荒天の状況で開催された場合に支給される手当てのこと。

金一封

節間で全勝した際に支給されるご褒美のこと。

参加賞

参加賞に関してはお金ではありませんが、企業協賛のレースなどでは地元の特産品などが参加賞として配られます。

特別競走参加賞

こちらに関しては全員ではなく、SGやG1に出場した選手にのみ支給されます。

年金や退職金について

これに関しては私が個人的に気になって調べてみたのですが、競艇選手にも年金や退職金が発生するみたいです。

公式に年金や退職金がいくらという発表はされていなかったので分かりませんでしたが、獲得した賞金の何%かを積み立てしていくシステムになっているみたいなので、獲得賞金が多い選手ほど年金や退職金の受給額は大きいのだと思います。

歴代獲得賞金ランキングTOP5

ここからは、約60年近く続く競艇の歴史に中で生涯獲得賞金がも最も多い選手5名をランキング形式で発表していきたいと思います。調べていて、正直額が凄すぎてかなりビビりました。笑でも競艇選手にはこれほどの夢があるという事ですね!

1位:松井繁選手【37億円】

名前松井繁
登録番号3415
生年月日1969/11/11
身長169cm
体重52kg
血液型O型
支部大阪
出身地大阪府
登録期64期
級別A1級
生涯獲得賞金37億円超

生涯獲得賞金堂々の第一位は、競艇ファンなら知らない人はいないであろう競艇界の生きる伝説、松井繁選手です。現在も第一線で活躍し続けるレジェンド松井繁選手の生涯獲得賞金は37億円を超えています。

松井繁選手といえば、最近では娘の松井浅海さんがミス日本コンテスト2021年のグランプリになった事でも有名です。

まだまだ現役選手として活躍している松井繁選手の生涯獲得賞金はまだまだ伸びていくと考えると、競艇選手は本当に夢がありますね!

2位:今村豊さん【28億9,290万円】

名前今村豊
登録番号2992
生年月日1961/06/22
身長162cm
体重50kg
血液型A型
支部山口
出身地山口県
登録期48期
級別A1級
生涯獲得賞金28億9,290万円

生涯獲得賞金第二位は、昨年競艇選手を引退した競艇界のレジェンド、今村豊さんです。今村豊さんの引退には、競艇選手や競艇ファンに大きな衝撃を与えました。そんな今村豊選手の生涯獲得賞金は28億9,290万円。こうしてみると一位の松井繁選手がどれほど凄いのかも分かると思います。笑

3位:山崎智也選手【25億円】

名前山崎智也
登録番号3622
生年月日1974/03/11
身長165cm
体重55kg
血液型A型
支部群馬
出身地群馬県
登録期71期
級別A1級
生涯獲得賞金25億円超

生涯獲得賞金第三位は、その端正な顔立ちから「競艇界の貴公子」という異名を持ち、多くの女性ファンからの支持を得ている山崎智也選手です。山崎智也選手も現在も第一線で活躍する現役バリバリのトップレーサーで、近年は大きなタイトルからは遠ざかっているものの、生涯獲得賞金は25億円を超えています。

これだけのルックスとこれだけのお金を持っているというのは羨ましい限りです。笑

4位:今垣光太郎選手【23億5,600万円】

名前今垣光太郎
登録番号3388
生年月日1969/09/18
身長161cm
体重51kg
血液型A型
支部福井
出身地石川県
登録期63期
級別A1級

生涯獲得賞金第四位は、元競艇選手の今垣武志さんを父に持つ今垣光太郎選手です。今垣光太郎選手は近年はやや低迷状態といった感じですが、その生涯獲得賞金は23億5,600万円と堂々の四位にランクインしています。今垣光太郎選手もまだまだ現役バリバリの選手なので、今後どこまで獲得賞金を伸ばしていくかにも期待したいですね。

5位:植木通彦さん【23億円】

名前植木通彦
登録番号3285
生年月日1968/04/26
身長165cm
体重51kg
血液型O型
支部福岡
出身地福岡県
登録期59期
級別A1級

生涯獲得賞金第五位は、現役時代に全治5か月の大怪我を負い、競艇ファンの誰もが復帰は絶望的だと思っていた中、不死鳥の如く復活を果たした「艇王」植木通彦さんです。植木通彦さんの生涯獲得賞金は23億円になります。

現在もボートレースアンバサダーを務めており、競艇界を盛り上げています。

年収1,000万超えの競艇選手になるには?

ではどうすれば年収1,000万円の安定して稼げる競艇選手になるのでしょうか。その答えはとにかく勝ち続けることが一番の近道だと思います。笑

級別の平均年収をみてもB1級はは平均年収は1,000万円を超えているので、まずはB1級に昇格して、G3やG2で活躍して賞金を積み重ねていきゆくゆくはG1やSGに出場して億プレーヤーになっていくというのが理想です。

競艇選手の平均引退年齢は?

なぜ競艇選手はここまで稼ぐことができるのか、それは競艇選手の平均引退年齢も関係があります。まずは以下の表をご覧ください。

競技名平均引退年齢
野球29歳
サッカー26歳
ボクシング23歳
ラグビー26歳
バスケットボール30歳
テニス35歳
競馬40歳
競艇55歳

この表を見てもらえばわかる通り、競艇選手は他のプロスポーツと比べても、圧倒的に平均寿命が長いことがわかります。今現在競艇界での現役最年長は、高塚清一選手で年齢はなんと73歳です。ここまで長い期間現役でいられるスポーツもなかなかないですし、競艇選手が稼げる1つの理由でもあると思います。

公営競技で最も稼げる競技は?

これはなにをもって稼げるかはハッキリとはわからないので、平均年収基準で判断したいと思います。

競艇は平均年収1,800万円

競艇は上記でも述べた通り、平均年収は約1,800万円です。トップ選手になれば年間で1~2億円を稼ぐ選手もいて、過去には3億円近く稼ぐ選手もいました。

競馬は平均年収約1,000万円

競馬騎手の平均年収は約1,000万円といわれており、トップクラスの騎手でも年収は約5,600万円程と言われています。この時点で競馬騎手よりも競艇選手の方が稼ぎは良いことがわかりますね。

競輪は平均年収約1,100万円

競輪選手の平均年収は約1,100万円といわれており、トップクラスの選手でも年収は約1億円程のようです。競輪選手の年収と比べても競艇選手のほうが稼ぎが良いということがわかりますね。

オートレースは平均年収約1,165万円

オートレーサーの平均年収は約1,165万円といわれており、トップクラスの選手の年収も約9,000万円程のようです。

平均年収と年間の獲得賞金を比べてみても、競艇選手が一番稼ぎが良い公営競技だということは分かりますね。

まとめ

ここまで競艇選手の給料や年収について解説してきましたが、恐らく金額の大きさに驚かれた方のほうが多いと思います。

ただし、競艇は365日開催されていることと事故などで命を落としかねない競技だという事を考慮すると、これくらい貰っていても納得がいきます。むしろもうちょっと貰っててもいいくらいだとも思います。笑

もし今後この記事がキッカケで、未来のスター選手が誕生してくれたら最高に嬉しいです!笑

また最新情報があればすぐに追記していきたいと思います。

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