【1分で分かる】競艇のルールとは?やり方をわかりやすく解説

こんにちは、ボートリーマンです。

この記事を見ているあなたは、

「競艇ってなに?どんなルールなの?」
「競艇やってみたい!当てて稼ぎたいけど当たりやすいの?」

などと思っているのではないでしょうか?

ギャンブルというと真っ先に思い浮かぶのは競艇ではなく競馬ですよね。

しかし、実は競馬よりも競艇の方が当てやすいというのを知っていましたか?

そこで今回は、競艇はどんなルールなのか、どんな魅力があるのかをたっぷりと紹介していきます。

初心者の方でも理解できるように超分かりやすく説明していますので、ぜひご覧ください!

競艇とはどんな競技?

競艇とは、モーターボートで行われる競技で競馬、競輪、オートレースと並ぶ公営競技の1つです。

競艇モーターボートで競われる競技
競馬騎手の乗った馬によって競われる競技
競輪自転車で競われる競技
オートレース競走車の二輪車によって競われる競技

競艇は私たちからしたらギャンブルの1つですが、公営ギャンブルと呼ばれていて法律で許可された賭け事となっています。

ではそんな競艇の基本的なルールについて紹介していきます。

競艇の基本ルールは?

競艇の基本的なルールは主に以下の4つです。

  • 1レースは6艇で争う
  • スタートはフライングスタート方式
  • レースの距離は1800m
  • 競艇にはランクやグレードがある

1レースは6艇で争う

まず競艇のレースはどのレースも6艇で争われ、1号艇から6号艇まですべてカラーが決まっています。

このように1号艇が白、2号艇が黒、3号艇が赤、4号艇が青、5号艇が黄、6号艇が緑となっています。

ですから、遠いところからでもはっきり見られ、誰がどこにいるのか分かりやすくなっています。

そしてこの6艇という数字は、同じ公営競技の中でも一番少ないです。

というのも、競馬は18頭、競輪は9人、オートレースは8車となっています。

そのため確率的に言えば、競艇はレース展開を予想してどれが1着になるのかを当てるのが他の公営競技に比べて簡単です。

ちなみに競艇は同じコースを周回するため、内側を周れる1号艇がかなり有利になります。

レースの着順は選手やモーター、会場の状態など様々なものが関係しますが、それでも1号艇の1着率は約50%とも言われています。

ですので、舟券で迷ったときは1号艇の単勝を買っておけば2分の1の確率で当たるかもしれませんね。

スタートはフライングスタート方式

続いて、競艇のスタートは「フライングスタート方式」という特殊な方式が採用されています。

フライングスタート方式は、いわゆる「よーいドン!」でスタートする方法とは違います。

どんなスタート方法なのかというと、選手は大時計の針がスタート時刻(0秒)を指してから1秒以内にスタートラインを通過してスタートするという方法です。

そのため、大時計が0秒になるときに、スタートラインに近い選手が有利になります。

しかし、0秒時にスタートラインより前にいた選手は「フライング(F)」となり、そのレースは失格となります。

また、大時計がスタート時刻を指してから1秒以上経過してもスタートラインを通過できない選手は「出遅れ(L)」となり、こちらも失格となります。

つまり、フライングスタート方式でスタートをする競艇では、ちゃんとしたスタート位置が決まっていないってことですね。

ですので、スタートで好スタートを切ることができれば、他の選手より大幅な有利を持ってレースを進めることができるため、スタートは競艇では一番大事なポイントになります。

レースの距離は1800m

3つ目の基本的なルールは、競艇のレースの距離は1800mと決まっていることです。

このように競艇はスタート後、1周600メートルのコースを3周します。

ただ、競艇はスタートラインを切る前から既にレースが始まっています。

先ほど説明した「フライングスタート方式」のために助走の段階から駆け引きが行われていますし、レース開始前も「展示航走」で選手やモーターの調子を確認することができます。

展示航走とは

本番レースの直前に、レースに出る選手がボートやモーターの調子を舟券を予想する客に見てもらうために、コース取りやスタートの練習をすること。各選手は、全速力でコースを2周します。

この展示航走は、「スタート展示」と「周回展示」の2種類があります。

スタート展示は、待機場所(ピット)からの飛び出し(ピットアウト)や、スタート時の進入コース争うものです。

これは、舟券を予想する客にスタートの様子を見せることを目的としていて、

  • ピット離れの良し悪し
  • どのコースを狙いたいのか
  • スタート感
  • スタート後の伸び

などの情報を得ることができます。

周回展示は、競艇の選手紹介を兼ねた試走としてコースを2周回るものです。

この周回展示では間隔を空けて1号艇から順番に周回するため、

  • モーターの伸び
  • ターン回り

などの情報が分かります。

競艇にはランクやグレードがある

最後4つ目のルールとして、競艇にはランクやグレードが存在します。

まず競艇の選手は、成績によって「級別(ランク)」という格付けが決められています。

級別は上から順番に「A1」「A2」「B1」「B2」となっており、強い選手ほど級別が高くなります。

そして競艇には「SG」「G1」「G2」「G3」「一般戦」という5種類のグレードがあります。

グレード年間回数出走条件主なレース
SG8回レースによって異なるグランプリ
ダービーなど
G1約35回A1級レーサープレミアムG1
周年記念など
G2約8回特になし秩父宮妃記念杯
モーターボート大賞など
G3約50回特になしオールレディース
企業杯など
一般戦毎日特になし上記以外のレース

それぞれのグレードのレースはこのようになっていて、一番グレードが高い「SG」は年間8回開催されています。

特に、年末に行われるグランプリは1年間の獲得賞金上位18名で行われる最もレベルの高いレースです。

「SG」や「G1」は、出場している選手も超強力な方ばかりで非常に盛り上がりますので、初心者にはレベルの高いSGやG1がおすすめですね。

競艇の「決まり手」とは?

それではここで、競艇に存在する「決まり手」について説明します。

決まり手とは、1着を獲った艇が「どのような勝ち方をしたのか」というのを表した言葉です。

競艇には、以下の6種類の決まり手がありますが、1周目の第1ターンマークで大体の勝負が決まるため、ここでの動きが決まり手となります。

  • 逃げ
  • 差し
  • まくり
  • まくり差し
  • 抜き
  • 恵まれ

逃げ

1つ目は「逃げ」です。

1コースからスタートし、そのまま逃げ切ってしまう決まり手ですね。

「逃げ」は競艇で一番多い決まり手となっています。

差し

2つ目は「差し」です。

1コースが逃げようとしているところを、第1マークで1号艇の内から差すことを言います。

1コースがターンの時に外に流れた場合に差しが決まることが多いです。

まくり

3つ目は「まくり」です。

第1マーク時に内側の選手を全て飲み込み、一気に外から追い抜く決まり手になります。

「外側を走るから遅いんじゃないの?」と思ってしまいますが、モーターが出す引き波の影響で、内側の艇が引き波にはまってスピードがダウンすることがあります。

この「まくり」が決まると、1コースが3着以内に入れない事が多くなります

まくり差し

4つ目は「まくり差し」です。

アウトコースからまくりに行き、途中で差しに切り替えて1着になる決まり手を「まくり差し」と言います。

この決まり手は第1マークのスピードに乗った状態で「まくり」、瞬時に「差し」に切り替える高等テクニックです。

抜き

5つ目は「抜き」です。

この決まり手は、第1マークを超えた時点では2着であるボートが、第2マーク以降で追い抜いて1着を取ることを言います。

恵まれ

最後6つ目は「恵まれ」です。

恵まれは、これまでの5つの決まり手には当てはまらないが、運良く勝ってしまった時の決まり手になります。

例えば、他の艇がフライングをした、転覆等の事故が起きた場合に「恵まれ」が発生します。

競艇の魅力

ではここからは、競艇の魅力について紹介します。

競艇の魅力はたくさんありますが、私がどうしても伝えたい競艇の魅力は以下の4つです。

  • レースは365日開催している
  • 的中率が高い
  • スタートからの1秒の争いは手に汗握る
  • 引き波での駆け引きが面白い

レースは365日開催している

まず競艇は、365日年中無休でレースが開催されています。

その中でも凄いのが、全国で24箇所存在するボートレース場のうち、20会場で大晦日にもレースが開催されていることです。

毎日どこかの会場でレースが行われていて、ネットでも舟券が買えるため、いつでも競艇を楽しむことができます。

的中率が高い

2つ目の競艇の魅力は、的中率が高いことです。

同じ公営ギャンブルでも競馬では最大18頭立てのレースがあり、1着を当てる単勝の確率は1/18。

しかし、競艇は必ず6艇のボートでのレースになるため、単勝の確率は1/6になります。

1/18と聞くとなかなか難しそうですが、1/6ってなると初心者でも運良く当たりそうな気がしますよね。

スタートからの1秒の争いは手に汗握る

続いては、競艇はスタートからの1秒の争いがめちゃくちゃ白熱するということです。

さっきも言いましたが、競艇のスタートは1秒以内にスタートラインを通過しなければいけません。

そのため、どの選手も好スタートを切るために必死になって駆け引きをしているので、スタートから目が放せない熱い展開となります。

引き波での駆け引きが面白い

最後の魅力は、引き波での駆け引きが面白いことです。

競艇は水面上のレース競技のために必ず波が起こります。

「引き波」とは自然に発生する波ではなく、自分以外のボートが航行することで発生する小さい波になります。

引き波が発生している地点にボートが突入してしまうと、タイミングにもよりますがボートのスクリューに気泡が入ってしまい、空回りを起こして急速に失速してしまいます。

競艇では引き波を回避するために、よく外側から追い抜こうとする場面があります。

こういった引き波による駆け引きが分かるようになると、競艇がより一層面白くなりますよ。

舟券の購入方法を3ステップで紹介

それでは最後に、舟券の購入方法について紹介します。

競艇も他の公営ギャンブルと同じように、勝利する艇もしくは上位に入る艇を予想していく形です。

3ステップで簡単に紹介しますので、ここで購入方法を学び、ぜひ舟券を購入してみてください。

1. 舟券は競艇場やネットで購入できる

まず舟券は、舟券は競艇場やネットで購入できます。

競艇場で購入する場合は、競艇場や競艇場の近くにある場外販売所で舟券を購入することができ、マークシートに記入して予想します。

「単勝」「複勝」とそれ以外でマークシートが異なりますので確認して購入しましょう。

競艇場では、舟券を買うのも払い戻し金を受け取るのも専用の自動販売機で行います。

また、ネットで購入する場合は、「テレボート」というサイトににログインして舟券を購入します。

もちろんスマホからも購入可能です。

ただ、ネットの場合はネット対応の銀行口座が必要となるので、ネット購入をメインにする人は用意しておきましょう。

2. 7種類の舟券から選定

舟券は、以下の7種類の買い方があります。

単勝レースの1着になる艇を当てる
複勝レースの2着以内に入る艇を当てる
拡連複3着以内に入る2艇を当てる
2連複2着以内に入る2艇を当てる
2連単1着と2着に入る2艇を当てる
3連複3着以内に入る3艇を当てる
3連単1着と2着と3着に入る3艇を当てる

何と言ってもおすすめは「3連単」ですね。

7種類の買い方の中では一番的中率が低くなりますが、非常に高い配当が期待できます

3. オッズを参考に投資の仕方を決める

オッズとは舟券が的中した時に投資金が何倍になるかを表したものです。

例えば、オッズが12.7である1号艇の単勝を予想して10,000円分購入し、見事的中したら投資額の12.7倍、つまり127,000円が払い戻しとなります。

人気がある艇はオッズが低くなり、不人気の艇はオッズが高くなります。

つまり、不人気の艇で的中すると非常に高配当が期待できるということです。

3連単などの当たりにくい買い方の方がオッズが多くなるので、しっかり3連単を当てられるような実力をつけたいですね。

まとめ

いかがでしたか?今回は、競艇のルールについて紹介しました。

競艇のルールを最後におさらいしておきましょう。

  • 1レースは6艇で争う
  • スタートはフライングスタート方式
  • レースの距離は1800m
  • 競艇にはランクやグレードがある

ルール以外にも、

  • レースの決まり手
  • 競艇の魅力
  • 舟券の購入方法

についても紹介しました。

しかし、まだまだ伝えきれてない競艇の楽しさや奥深さがたくさんあります。

この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたら近くの競艇場に足を運び実際にその楽しさを直接体験してもらえたら嬉しいです。

競艇場は行くだけで舟券を買わなくても本当に楽しいです。

自分なりの競艇の楽しみ方を見つけて満喫してください。

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