こんにちは、ボートリーマンです。
競艇はボートで競う競技、そのためレース中にお互いの艇がぶつかってしまうこともあります。
この記事を見ている人の中には、
「競艇のダンプってなに?どういった行為なの?」
「ダンプは反則?それともれっきとした技の一つなの?」
と思っているのではないでしょうか?
競艇の「ダンプ」は一見、すごい危ない行為です。
ただ、このダンプも競艇の魅力の一つと言えます。
そこで今回は、競艇の「ダンプ」について詳しく紹介していきます。
ダンプとはどんな行為なのかや過去にダンプが起きた動画などを紹介していきますので、ぜひ見ていってください!
競艇の「ダンプ」とは
「ダンプ」とは、簡単に言うと競艇のボートがぶつかることです。
ただ単にぶつかるだけのことをダンプと言うわけではありません。
普通にターンしたり航走したりすればぶつかることのない距離があるにもかかわらず、あえて他の艇にぶつかりにいき、他の艇を押しのけて自分が前に出る行為のことをダンプと言っています。
つまりは、ダンプは自分が勝つために故意的にぶつかりにいっている感じ。
なんかあんまりいい感じはしないですよね。
ダンプはどんな時に起きる?
このダンプは、「切り返し」というわざと併用されて使われることが多くあります。
切り返しとは、外側を航走しているレーサーがターンする時に、内側を航走しているレーサーのさらに内側へ急に進路を変えて、旋回する技のこと。
艇をぶつけられた方は、外側に追い出されるためターンが大きくなってしまいますし、さらに航走スピードもかなり落ちてしまうため大きく順位を落とします。
場合によっては、バランスを崩して落水や転覆をすることもあります。
ですから、このダンプという行為はかなり高等テクニックですが、艇がぶつかるので一見すると超危険な行為となります。
ダンプは高度な技?それとも反則技?
「で、結局、ダンプはやってもいいの?反則なの?」
と思っている人もいるでしょうから結論を言うと、ダンプは基本的には不良航法、つまり反則を取られます。
モーターボート規定を読んでみると、
【第21条 モーターボートは、スタート後ゴールインするまでの間、他のモーターボートを追抜く場合は、そのモーターボートを左方向に見て追抜かなければならない。
モーターボート競走競技規程
ただし、他のモーターボートの妨害により、左方向に見て追抜くことができなかった場合、その他やむを得ない場合、又は安全な間隔がある場合は、この限りでない。】
と、このように書いてあります。
つまり、競艇で他の艇を抜くときは基本的に外側から抜かないといけないってことです。
でも実際は、ターンの時にバンバン内側から差して抜いているレーサーが多いですよね。
これは、「その他やむを得ない場合、又は安全な間隔がある場合は、この限りでない。」という一文があるため、安全な間隔がある場合には内側から抜いてもOKだよってことになっているんです。
ただ、ダンプという行為は他の艇にぶつかっているため、他のボートを妨害していますし、安全ではないですよね。
そのため、ダンプをすると、不良航法をしたとみなされて失格になるケースが多いです。
ダンプは、高等テクニックとか、他のサイトではすごい技だとか言っているところもありますが、それは昔の話。
今は、危険な行為はほぼ不良航法として失格になってしまいますので、ダンプはほとんどやらなくなりましたね。
過去のダンプ動画を紹介
それでは、ここで過去にダンプがあったレースの動画を少し載せておきます。
ダンプをよくするレーサーとしてかなり有名なのが、「原田幸哉」選手。
反則になるかならないかのギリギリのダンプをする選手で、ダンプが原田選手の必殺技みたいな感じに言われていましたね。
この動画では、5号艇のその原田選手がダンプをしています。
2分5秒くらいの1周目2マークのターンで思いっきりダンプしているのが分かります。
こちらの動画は原田選手ではないですが、5号艇の新田選手が1周目2マークのターンでダンプをしています。
2分20秒のところでダンプをして一気に1位に躍り出ている様子が分かります。
ダンプ以外の競艇の魅力とは
競艇の魅力は「ダンプ」だけではありません。
というのも、今ではダンプは危険な行為とみなされているのであまり見ることはないです。
ただ、ダンプがなくても競艇のレースは白熱して面白い!
競艇の魅力は、
- スタートの1秒間の駆け引き
- 1周目1マークのターンの攻め
- イケメンや美女レーサーがたくさんいる
- 365日レースが開催されている
などなどたくさんあります。
そのため、名勝負も非常に多いです。
ギャンブルとしての参加ももちろん楽しいですが、普通にレースを観戦するだけでも面白いと思います。
まあお金をかけてレースを楽しんで、なおかつ稼げるってのが一番いいですけどね。笑
あなたも競艇に参加して、ぜひその面白さを味わってみてください。
まとめ
いかがでしたか?今回は、競艇のダンプについて紹介しました。
ダンプはすごく高等テクニックですが、今では不良航法として危険な行為となっています。
そのため、今はもうあまり見ることがありません。
ただ、白熱したレースになればなるほど、レーサーも勝つためにダンプが起こる場合もあります。
ダンプは危険ですが、それだけ競艇は熱く盛り上がっている競技だっていうことですね。
もしあなたが、これから競艇に参加してみたいなって思うのなら、ぜひ以下の競艇予想サイトをチェックしてみてください。
自分一人で予想するよりも100倍予想が当たりますよ。
コメントを残す